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OSA睡眠調査票MA版(OSA sleep inventory MA version)

  OSA睡眠調査票MA版(OSA sleep inventory MA version)は,記入時間を十分にとることが出来ない臨床現場,多くの選択肢を持つ項目では適切に反応できない中高年・高齢者を対象とした,起床時の睡眠内省を評価する心理尺度です.OSA睡眠調査票MA版は完全公開版で,どなたでも自由に使用することができます.この調査票は,第1因子:起床時眠気(sleepiness on rising),第2因子:入眠と睡眠維持(initiation and maintenance of sleep),第3因子:夢み(frequent dreaming),第4因子:疲労回復(refreshing),第5因子:睡眠時間(sleep length)の5因子形16項目から構成されています.また,選択肢も4肢選択式となっており,記載時間を大幅に削減できます.OSA睡眠調査票MA版は,標準化の手続きをすべて行っており,信頼性や再現性は十分に高いものです.このOSA睡眠調査票MA版を使用する場合の制限は,著作権・版権は白川修一郎と山本由華吏に所属すること,および論文等を発表する場合に下記の原著論文を引用することです.OSA睡眠調査票MA版については,使用許可をとる必要はございません.引用論文:「山本由華吏, 田中秀樹, 高瀬美紀, 山崎勝男, 阿住一雄, 白川修一郎: 中高年・高齢者を対象としたOSA睡眠感調査票(MA版)の開発と標準化. 脳と精神の医学 10: 401-409, 1999.」
  圧縮されたパッケージの中には,OSA睡眠調査票MA版の印刷用シートが入っています.Adobe Acrobatのpdf形式です. また,OSA睡眠調査票MA版の睡眠内省得点変換用MS-Excelシートもパッケージの中に入っています.OSA睡眠調査票MA版の睡眠内省得点変換用MS-Excelシートの著作権・版権は白川修一郎に所属します.
  この睡眠感調査票は性格の項目は含んでおりません.性格テストが必要な研究課題においては,別途適切な性格テストを施行してください.
  この調査票で得られる睡眠感は,日々変動する睡眠感を統計的に尺度化したものです.被験者固有の定常的な睡眠感を捉えるものではありません.被験者固有の睡眠状態を評価する尺度として,睡眠健康調査票が提供されています.
  OSA睡眠調査票MA版は,26〜75歳(男女670名)の母集団の標準化得点(Zi値)の平均を,5因子とも50点としています.また,得点の極性は,睡眠感が良好な方向が,高得点となります.また,各質問項目の極性は,左端が0点となる項目(1,5,7,9,11,12,13,16),右端が0点となる項目(2,3,4,6,8,10,14,15)のように,項目ごとに適度にかえており,適当に記入した場合にはチェックできるように配慮されています.睡眠感プロフィルを検討する時は,50点からの隔たりで解析しますが,統計的検定を行なう場合はZc得点(反応尺度値)を使用してください.項目別に尺度値を使用する事も可能です.なお,因子得点の計算は,平均値で求めています.未記入項目がある場合には,その分の構成項目数を減じて平均値を計算しています.
  睡眠健康調査票,日中の眠気テストであるKSS調査票(ノートルダム清心女子大・石原)やカロリンスカ眠気尺度,朝型・夜型調査票(M-E調査票,ノートルダム清心女子大・石原),自作のビジュアル・アナログ・スケール (VAS)と組み合わせるとより効果的に睡眠を評価できます.

OSA睡眠調査票MA版の因子構成項目
第1因子:起床時眠気   2,4,8,14
第2因子:入眠と睡眠維持 3,7,10,13,16
第3因子:夢み      9,12
第4因子:疲労回復    1,5,11
第5因子:睡眠時間    6,15

睡眠改善協議会 白川修一郎

>>データダウンロード(osa_ma.lzh)
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